西武鉄道2000系電車のうち、1988年以降に製造されたものは車体のデザインが大幅に変更され、新2000系などと呼ばれています。
正面の行先表示や窓周りを黒く囲んでいるのが特徴です。形態は違いますが国鉄の201系や205系電車などにも見られる意匠ですね。
また新2000系では戸袋窓が新たに設けられています。製造の途中で新たに戸袋窓が設けられるのは珍しいですね。逆に東西線で走っていた5000系やJR西日本の103系のように改造で埋めてしまうケースのほうが多いように思います。
写真の2057Fは1989年3月に西武所沢車輛工場で完成したものです。当初は4連で完成し、あとから増結により8連化されています。