鉄道を撮影するには、望遠系のズームレンズを使用することが多いですが、線路端に寄れるときには50mmの標準レンズも有効です。
ズームレンズとは異なり、単焦点のレンズだとベストな構図を探すためには自分が動きまわることになります。これがなかなか心地いいです。撮影にはスポーツ的な要素も多分にあります。
それにしてもデジタル一眼の隆盛によって、鉄道写真は大きな恩恵を受けていると感じますね。何も考えなくてもそれなりの写真が撮れる。そして少しの工夫を加えることで写真がどんどん変わっていく。
阪堺電軌の塗装をまとった荒川線の7511号を今回は50mmの単焦点レンズで狙ってみました。濃緑色に橙色の窓周りがいいアクセントになっているのがよくわかります。