かつてはあたり前のように走っていた「小田急顔」の電車たちも、5000形と5200形だけとなり、引退秒読みとまではいなかくても、仲間が少しずつ運用から離れていきます。
小田急では複々線化工事も進捗し、いつ乗ってもやたら混んでいるというイメージも払拭されつつあります。快速急行や多摩急行の新設、急行の全区間10両編成化が大きな効果を発揮しているように思います。
車両の面でも3000形や4000形など新しい通勤電車が増え、ロマンスカーにはVSEという看板車両も誕生しました。
写真の5062Fは、1971年4月に東急車輛で完成したものです。1994年9月に車体修理を施行してはいますが、貫通路に設けたタテ形の行先表示など今ではやはり古い電車だという感じがしますね。