2010/10/18

E653系(カツK308編成)

 651系電車が「スーパーひたち」として走り始めてからも、「ひたち」には国鉄形の485系電車が使用されてきました。さすがに651系とはサービス面の格差が目立ち1997年からE653系電車を投入して列車名も「フレッシュひたち」としました。
 車体はアルミのダブルスキン構造としています。車体の断面は651系よりも複雑になっています。また編成ごとにカラーを代えて個性を持たせています。室内についてはずいぶんと工夫がなされていますが、ゆとりという意味では651系より一歩後退という感が否めません。
 主回路はIGBT-VVVFインバータ制御に進化しています。また台車は軽量ボルスタレス式で揺れ防止のためのダンパーを装備しております。
 写真のカツK308編成は1998年11月に日立製作所で完成したもので、E653系の7両編成のラストナンバーに相当します。E653系は常磐線への新形特急電車の投入に伴い、羽越本線の高速化用に転用されるという噂もありますが、今後具体化することはあるのでしょうか?

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