2010/10/31

京浜急行電鉄1500形(1731編成)

 京浜急行1500形電車は1985年から1993年にかけて166両が製造された電車です。快特から普通までオールマイティに運用できる電車であります。それほど目立ちませんが手堅く活躍している印象ですね。
 車体は最初の20両だけが普通鋼製で、あとの車両はアルミ車体になっています。アルミ車体となったことで普通鋼製の車体より先頭車で3.5t、中間車で4.0t軽量化できたそうです。もっとも鋼製車と同様に塗装を施しているので、外観からはアルミ車だとは判別できません。
 主回路は界磁チョッパ制御を採用しましたが、後期にはVVVFインバータに切り替えられました。現在は界磁チョッパ車をVVVF化する更新工事が進んでおります。
 写真の1731編成は1993年1月に川崎重工で完成したもので、1500形のラストナンバー車に相当します。クーラーキセは新しいものに換装されているようですね。

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