屋根近くのアイボリーと、床下機器・屋上機器のグレーがうまくえんじ色を引き立てていると感じました。緑も青もいいですが、えんじ色がピカイチではないかと思います。路面電車の塗装としては優れていると思います。
モータリゼーションを背景とした路面電車の大量廃止を受けて、車両の新製もほぼ途絶えていた昭和50年代に颯爽と登場した荒川線7000形更新車も、荒川線7700形・豊橋鉄道3500形として当分は活躍を見られそうです。
写真の7706号は、2016年11月27日に営業運転を開始しました。1978年2月に7078号を車体更新し、2016年8月に廃車となった7024号の車体・冷房装置などを再利用しています。7706号の整備は京王重機北野事業所で行われました。
【撮影:佐野次郎 2016.12.30 王子駅前ー飛鳥山間】