2022/06/17

東京地下鉄08系(08104F)

営団地下鉄(当時)08系は、2003年3月の半蔵門線水天宮前ー押上間6.1kmの延伸開業と東武伊勢崎線・日光線との相互直通運転開始を契機として導入された車両です。同時期に東西線で5000系の更新用に導入された05系11次車と共通化することでコストダウンを図りました。
車体はアルミ製で、前面形状に8000系のイメージを残しながら縦曲線形状となりました。客室内については、座席をシート幅450mmのバケットシートとし、3-4人に区切るためのスタンションポールを設けました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のMAP-178-15V108、主電動機は出力165kWのMM-111A、補助電源装置はSIVのINV154-A0です。台車はND730系、集電装置はPT-7136-E、冷房装置はRPU-15003を装備しています。
写真の08104Fは、2003年1月に日本車両で完成したものです。行先表示のLEDはフルカラー式に換装されています。08系は比較的新しい車両ですので、18000系による置換対象からは外れています。

過去の記事から
東京地下鉄08系(08101F)
https://sanojiro.blogspot.com/2021/12/0808101f.html
東京地下鉄08系(08102F)
https://sanojiro.blogspot.com/2022/01/0808102f.html
東京地下鉄08系〈08103F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/04/0808103f.html
東京地下鉄08系〈08105F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/08/0808105f.html

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