日比谷線の03系は1988年から94年にかけて、336両(8両編成42本)が製造されましたが、途中での仕様変更を行っています。
1992年度に増備された5次車の03126Fから、制御方式を高周波分巻チョッパ制御から、VVVFインバータ制御に変更しました。主電動機は誘導電動機となり、出力も分巻電動機の160kwから190kwに向上しております。また台車の形式も変更となりました。
車体関係にも小幅ながら変更があり、1人あたりの座席幅が440mmから450mmに拡大されました。また貫通路の幅も800mmから900mmに拡幅されています。また空調装置に全自動モードが追加されました。
写真の03132Fは1993年6月に近畿車輛で完成したもので、03系の6次車に相当します。03系は東急東横線の菊名まで乗り入れてきます。