2011/10/12

京浜急行電鉄1000形(1065編成)

2006年度に製作された京浜急行1000形の5次車16両(8両編成1本・4両編成2本)は、前年度に製作された4次車と同じ仕様です。
1000形の6次車からステンレス車体になりましたので、おそらく京浜急行では最後のアルミ車体の電車ということになりそうです。首都圏の通勤電車は、1985年に山手線に205系電車が投入されたのを契機に、「銀色の電車」が、がぜん増え始めましたが、京急はずいぶんと塗装を施した電車を製造し続けたものです。
1986年に登場した1500形の2次車が、京浜急行では初めてのアルミ車体の電車でした。約20年にわたり、1500形・600形・2100形・1000形1~5次車と続いたアルミ車体の電車の製造が終了しました。
写真の1065編成は、2006年10月に東急車輌で完成したものです。ステンレス車体の1000形も悪くはありませんが、塗装を施したアルミ車体のほうが美しいと思います。