2011/10/02

京浜急行電鉄600形(608編成)

京浜急行600形は更新工事が進められており、8両編成で未更新なのは、既に604・608編成だけとなっています。両編成とも2011年度中には更新されると云われています。
600形の車体はアルミ製で、2100形・1000形に続くスタイルの基本形を確立しました。鉄道に特別な興味のない人には同じ電車に見えるでしょう。新しい試みとして、座席はクロスシートを採用しましたが、混雑には不向きなのか8両編成はすべて車端部を除いてロングシートに改造されました。
主回路はVVVFインバータ制御方式で、1500形や2100形との併結運転が可能となっています。台車は、ボルスタレスではなく車体直結空気バネ式となっています。また120km/h運転開始を控えて、乗り心地改善のためのダンパ装置を装備しました。
写真の608編成は1996年2月に東急車輛で完成したもので、600形の3次車に相当します。3次車では唯一の8両編成となっています。