2011/10/03

京浜急行電鉄2100形(2149編成)

京浜急行2100形は、ドイツ・シーメンス社製のVVVF制御装置と主電動機を採用していましたが、外国製品であるため国産製品とは設計思想など相違点が多く、保守の面でも特殊工具が必要となるなど負担があり、機器更新の時期にあわせて国産製品への換装を進めています。
改造は2008年度から行われていて、既に6編成の工事が完了しております。ドイツ・シーメンス社製の装置だと、発車時に音階を奏でるような起動音を発しますが、改造済みの編成からはそういう音は聞かれません。
ちなみに2100形は9月23日のダイヤ変更から、平日運転の羽田空港ー新逗子間「エアポート急行」の運用にも入っているそうです。乗降に時間がかかる2扉では混雑する快特には適応しなくなっているということでしょうか?今後の動向が気になります。
写真の2149編成は1999年5月に東急車輌で完成したもので、2100形の3次車に相当します。2011年8月に京急ファインテック久里浜工場でVVVFインバータ更新工事を行っています。