2011/10/16

205系(クラH1編成)

横浜線に205系電車が投入されたのは1988年、はやいものでもう20年以上前のできごとになります。1989年までに175両(7両編成25本)が蒲田電車区に新製配置され、103系を置換えました。
横浜線といえば、子供の頃に乗車した73系電車など、他路線のお下がりが走る路線という印象がありましたが、新鋭205系が早々と投入されました。横浜線の205系化が完了した1989年といえば、京浜東北・根岸線では103系の天下で、秋ごろに205系がようやく40両投入されるといった状態でした。
横浜線に続いて、南武線にも205系が新製投入されました。国鉄時代に設計された電車とはいえ、JR東日本の通勤電車として大きな役割を果たした電車だといえそうです。
写真のクラH1編成は1988年9月に日本車輌で完成したものです。1994年11月に近畿車輛で完成した6扉車を組み込み8両編成となっております。現在横浜線用の205系は、鎌倉車両センターに224両(8両編成28本)が配置されています。