東急池上・多摩川線を走る7700系電車は、1962年から66年にかけて製造された7000系電車(先代)を、冷房化・VVVFインバータ制御化したものです。
車体に関しては50年近く使用されているわけですが、車内はきれいです。東急の電車に総じていえることですが、メンテナンスが行き届いているのだと思います。
外観については、クーラーがつき、行先表示がLEDになっていますが、7000系の原形をよく保っています。学生の頃、日比谷線を利用すると、営団3000系・東武2000系・東急7000系とクーラーのない電車が走っていたことを思い出します。
写真の7907Fは、デハ7051・7058・7164・7165を1988年11月にデハ7707.7807.クハ7907.サハ7957に改造したものです。2001年11月にサハ7957が廃車となり、3両編成となっています。