2019/01/26

京浜急行800形(805編成)

昨日京浜急行電鉄が、2020年に実施する4駅の名称変更を発表しました。私が注目するところは、仲木戸駅が京急東神奈川駅に変更になることです。あとは新逗子が逗子・葉山に変更になるとのことでしょうか。いろいろと検討がなされたのでしょう。
仲木戸駅は、JRの東神奈川駅至近にあり、現在両駅はデッキで直結されています。ただしかつては仲木戸駅には普通しかとまらず、JRとの乗換駅として機能するようになったのは2010年5月にエアポート急行が新設されてからではないかと私は思います。
現在の京急、羽田空港への輸送も伸び、私の知っている京急とはずいぶんとイメージが変わってきています。私の知る京急といえば、先代1000形、三浦半島への海水浴客の利用、激しく加減速する普通列車とブレーキシューの焦げた匂いです。
写真の805編成は、1979年6月に東急車輌で完成したものです。当初は3両編成でしたが、1995年6月に806編成を組み込んで6連化されました。2014年1月に新1000形1331編成と入れ替わりで廃車になりました。今や800形の稼働編成も823.825~827編成の4本のみです。
【撮影:佐野次郎 2012.5.28 追浜ー京急田浦間】

過去の記事から
京浜急行800形(823編成)
京浜急行新1000形(1331編成)

2019/01/24

京浜急行電鉄1000形(1057編成)

京浜急行新1000形の1057編成は、2014年5月に黄色に塗装変更され、「しあわせの黄色い電車(KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN)」として走っています。京急といえば、「赤」ですから、一本だけの「黄」は非常に目立ちます。
「しあわせの黄色い電車(KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN)」の運行は3年間の予定でしたが、好評を受けて2017年4月以降も黄色塗装を継続しています。当初は乗降扉部分がシルバーでしたが、乗降扉部分もイエローに変更されました。
運行継続が決まってからは、撮影回数を減らしていたこともあり、ときどき見かけるだけで撮影できていませんでしたが、ようやく撮影できました。ちなみに京急のホームページで「黄」「青」の京急電車の運行予定は容易に確認できます。
写真の1057編成は、2005年8月に東急車輌で完成したもので、新1000形では4次車に相当します。前後の種別・行先表示がフルカラーLED式に変更されました。ステンレスの銀色の電車が主流である昨今、京急の塗装へのこだわりには興味深いものがあります。

2019/01/20

山手駅前「フーケ」の「気まぐれピザ」

私はピザが大好物なのですが、最近は宅配ピザを利用することはなく、たいていはクラストを買ってきて、自分でトッピングをして、オーブンで焼いています。唯一できあがった状態のピザを買っているのが、近所のパン屋さん「フーケ」の気まぐれピザです。
「フーケ」はJR根岸線山手駅の駅舎の並びにお店があります。20年以上は続いているお店ではないかと思います。山手駅の駅舎の改築で店舗の位置は変わりましたが、営業を継続しています。
こじんまりとしたお店ですが、イートインもあります。素材にこだわっていて、パンは小さめのものが多いですが、どれも美味しそうです。クロワッサンを食べたことがありますが、味わいが濃厚で抜群に美味しいと思います。
私はこのところ、気まぐれピザばかり購入しています。薄くて四角いピザです。土曜のお昼に買ってきて、昼ビールのおつまみにしています。具材もけっこう入っていて、チーズの質も良いのか満足度は高いです。

「フーケ」のホームページ
http://www.fouquets-yamate.com/

2019/01/19

東京メトロ千代田線6000系(6134F)

昨年の10月に16000系電車への置換えが完了して、営業運転を終了した千代田線の6000系電車ですが、横浜在住の私にとってはあまり利用する機会がありませんでした。通勤でごく短期間小田急を利用していた頃、準急で乗入れてきていた6000系に乗ったのが私にとって唯一の利用でした。
6000系を撮影するとすれば、相互乗り入れ先である小田急でということになりますが、古くは準急で本厚木まで、2002年から多摩急行で多摩線の唐木田まで乗り入れてきておりました。小田急を撮影する中でおのずと撮影できた電車でもありました。
2018年3月に小田急の複々線化の完成によって多摩急行は廃止となり、千代田線直通は成城学園前・向ヶ丘遊園への運転が基本となりました。私もその後は直通の撮影がほとんどできていないので、時間を作って撮影に行こうと思っています。
写真の6134Fは1988年10月に近畿車両で完成したもので、6000系の6次車に相当します。6次車は当初から冷房装置を搭載していました。VVVFインバータ制御への改造は行われずに2012年8月に廃車となり、インドネシアに譲渡となりました。
【撮影:佐野次郎 2011.9.4 生田ー読売ランド前間】

過去の記事から
東京メトロ千代田線6000系(6109F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/02/60006109f.html
東京メトロ千代田線6000系(6126F)
東京メトロ千代田線16000系(16101F)

2019/01/18

京浜急行新1000形(1643編成)

1月14日の成人の日に京急の撮影に出かけてきたのは、昨年9月の撮影から間隔が開いて未撮影の編成が増えてきたからであります。昨年の12月30日にも京急の撮影に行ったのですが、未撮影の編成を押さえることができませんでした。
京急では2018年度の設備投資計画に伴い、新1000形42両(6両編成7本)の導入が進行中であります。2017年度の17次車に続いてステンレス車体に塗装を施しており、800形の代替が推進されます。これら18次車の撮影が今回の目的でした。
さて、私も2009年の撮影再開から、100mmから135mmの望遠域で撮影することが多かったのですが、昨年頃から50mmの標準域での撮影が多くなりました。なんとなく編成全体を記録するには、標準域のほうが自然に思えてきたのです。
写真の1643編成は、2018年8月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。新1000形の6両編成は川崎重工に発注されていましたが、18次車については川崎重工に加えて総合車両製作所にも発注されています。代替で800形の824編成が廃車となりました。
【撮影:佐野次郎 2019.1.14 屏風浦駅】

過去の記事から
京浜急行新1000形(1619編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/05/10001619.html
京浜急行800形(824編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2012/03/800824.html

2019/01/17

マカロニグラタン

わが家では、家内が晩ご飯を作り、私が休日の昼ご飯を作るのが基本的な分担になっています。晩ご飯は魚中心、休日の昼ご飯は、洋食・中華が中心になっています。私が作るのは、家内の負担を軽減するというよりは、趣味の領域です。
カレーライス、ハヤシライス、パスタ(ミートソース・カルボナーラ)、皿うどん、麻婆豆腐といったところが定番のメニューになっています。その他、グラタン、魚のフライなどがたまに登場します。以前はラーメンもちょくちょく作りましたが、最近はご無沙汰です。
写真のグラタンは、市販のミックスの説明書通りに作っておりますが、わが家では説明書によると牛乳と水を半々に使用すべきところ、すべて牛乳にして作ります。そうすると味わいがより濃厚となります。
しめじなどのキノコ類を足すことが多いですが、シーフードミックスやじゃがいもを足しても美味しいのではないかと思います。手間と所要時間はカレーライスを作るよりも少しラクチンというところでしょう。

2019/01/14

京浜急行800形(825編成)

本日は近場である京浜急行屏風浦駅で撮影をしてきました。所要時間・光線状態・交通費などを考えて撮影場所を選択するのですが、冬場は日が短いので選択肢がせばまります。早朝の撮影が難しくなるのが、この時期の困るところです。
休日に早起きして撮影し、お昼には帰宅して写真を整理しながら、昼ビールを愉しみたいという願望はあります。撮影の行き帰りには電車の中で、日本史ものの新書や歴史小説を読む愉しみもあります。
とはいえ、近場で昼前くらいまでに撮影できれば、昼ビールを愉しみながらのんびりとした休日を楽しむことができます。あまり入れ込まずにゆったりした気分で撮影できれば良いのではないかと思っています。
写真の825編成は、1981年4月に川崎重工で完成したものです。当初は3両編成でしたが、1983年3月に川崎重工で中間車3両を増備して、現行の6両編成となっています。昨年の2000形に続き、800形の終焉も迫っているようです。
【撮影:佐野次郎 2019.1.14 屏風浦駅】

過去の記事から
京浜急行800形〈801編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/06/800.html
京浜急行800形(823編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/09/800823.html
惜別 京浜急行2000形
https://sanojiro.blogspot.com/2018/03/2000.html

2019/01/13

東武鉄道500系(502F)

東武鉄道500系「リバティ」は、2017年4月から営業運転を開始した最新の特急電車で、日光・鬼怒川・館林・会津・野田線など、多様な運転経路に投入されています。6050系の後継車両という性格も持つものです。
短編成で多様な行先の特急電車といえば、近鉄特急を連想します。東武でも特急の主力である100系・200系も代替の時期が近付いていると思われますが、少数のフラッグシップ的な新形と、汎用性のある500系の増備で対応していくのでしょうか。
そういえば、高速道路の整備で退潮著しいJR東日本の房総特急も、短編成化・増発や始発駅の多様化で活性化を図れないものでしょうか。品川・新宿をルートに組み込んだり、着席通勤のニーズを取り込む余地は残っているように思います。
写真の502Fは、2016年12月に川崎重工で完成したものです。現時点では500系は24両(3両編成8本)の陣容ですので、撮影していても頻繁にやってくる印象はありません。今後の増備に期待したいところです。
【撮影:佐野次郎 2019.1.3 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武鉄道6050系(6170F)
東武鉄道500系(505F)

2019/01/12

東武鉄道100系(103F)

東武鉄道の看板列車である100系「スペーシア」は、1990年から91年にかけて製造され、浅草から日光・鬼怒川に向かう特急「けごん」「きぬ」に投入されたものです。既に30年近く走っていることになりますね。
新製後20年を経た2011年から12年にかけて、100系「スペーシア」のリニューアルが実施され、内装の更新とともに塗装も改められ、「雅」「粋」「サニーコーラルオレンジ」の3種類の新しい塗装になりました。
さらに「日光詣スペーシア」として写真の塗装が登場しました。金色基調の電車というのは珍しいですね。すぐに東照宮などの修学旅行などで定番の日光が連想されます。私も小学校の修学旅行で行きました。電車は国鉄日光線の165系でしたが。
写真の103Fは、1990年5月にアルナ工機で完成したものです。2012年3月に「サニーコーラルオレンジ」塗装に変更され、2015年4月に「日光詣スペーシア」塗装に変更されました。実際に見ても金色塗装はインパクトがありました。
【撮影:佐野次郎 2019.1.3 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武鉄道100系(102F)「雅」
https://sanojiro.blogspot.com/2018/12/100102f.html
東武鉄道100系(104F)「サニーコーラルオレンジ」
東武鉄道100系(109F)「オリジナル塗装」

2019/01/08

東武鉄道200系(207F)

東武鉄道の特急電車といえば、日光・鬼怒川に向かうスペーシアがまず思い浮かびますが、前任の1720系DRCの台車などを再利用して製作された200系電車が、現在も「りょうもう」号に使用されています。
東武鉄道では、走行装置を再利用して車体を新しくするという手法が、長きにわたり取られてきましたが、6050系・200系といった電車がそのラストを飾るものとなりました。通勤型でもかつては、車体更新の手法がとられていました。
東武鉄道も100系「スペーシア」、200系・250系、500系「リバティ」と特急電車にバリエーションがあります。小田急ロマンスカーに近い充実度といえるのではないでしょうか。
写真の207Fは、1997年2月に東急車輌で1720系の改造名義で完成したものです。200系の第一編成である201Fの完成は1990年11月で、30年近い車歴となります。200系の後継についても具体化が近いのではないかと思います。
【撮影:佐野次郎 2019.1.3 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武博物館1720系
東武鉄道100系〈109F〉
東武鉄道250系(251F)
東武鉄道500系(505F)

2019/01/07

さよならカレーLEEのルウタイプ

グリコのカレー「LEE」のルウタイプが販売終了となりました。辛さがウリのカレーLEEはレトルトでおなじみですね。細々とルウタイプが製造・販売されていたのですが、昨年で廃番となりました。
私の近所では限られた店でしか扱いがなく、イトーヨーカドーの本牧店(既に閉店)や、イオン本牧店などでときどき購入していました。ちなみにわが家では、以前はゴールデンカレー、今ではジャワカレーを定番のカレールウとしております。
LEEはレトルトでの展開がメインで、レトルトは継続して販売されています。辛さ×10倍の他に、辛さ×20倍もありますが、さすがに20倍ともなると辛いです。レトルトカレーは仕事がある日の朝食に私一人で食べますが、頭がすっきりするので重宝します。
LEEのレトルト、90年代初めに食べたときは抜群に旨いと感じました。私も20代前半、若かったからでしょう。当時はレトルトにじゃがいもが入っていました。それを再現できるのがルウタイプでしたので、販売終了は残念だと思っています。

2019/01/06

東武鉄道20000系(21808F)

さて2019年もいよいよ始動しました。鉄道趣味に関しては、細く永くマイペースで継続していきたいと考えております。順調にいけば、月2~3回ペースで撮影に出かけることができると思います。
本年最初の撮影は、東武スカイツリーラインの大袋まで出かけて来ました。駅から5~6分歩いたところの線路沿いでの撮影です。大袋駅も橋上駅舎が完成し、駅前も整備されてきれいになっています。
この時期の撮影で悩ましいのは、陽が低くて影がでやすいことです。撮影可能な時間帯も短くなります。向きにもよりますが10時~14時くらいまでが有効な時間帯ということになるのではないでしょうか。
写真の21808Fは、1990年3月にアルナ工機で完成したものです。日比谷線直通用の20000系は、70000系への代替が急速に進んでおりますので、数年のうちに支線用の20400系に改造された車両を除いて姿を消すことになるでしょう。
【撮影:佐野次郎 2019.1.3 せんげん台ー大袋間】

過去の記事から
東武鉄道70000系(71702F)

2019/01/05

東急大井町線8500系(8638F)

私にとって東急の印象というのは、ときどき桜木町駅で見かける銀色の電車というのが出発点です。はじめて見たのは昭和50年代前半でしょう。野毛山動物園やゴールデンセンター(現在のぴおシティ)への行きかえりだと思います。
当時の国電桜木町駅は、寒々とはしていましたが、天井も高く広々とした構内であったように記憶しています。多摩川園に行ったときにいよいよ東横線に乗ったのですが、スカイブルーの根岸線103系に慣れた目には、東急の銀色は新鮮でした。
東横線でも8000系が長らく主力で、最初は銀色一色でした。新玉川線用の8500系は、正面に赤帯一本入っただけで、なんとなく特別な電車のような気がしました。のちには8000系にも赤帯が入り、更新修繕でさらに帯が追加されたのですが。
写真の8638Fは1986年9月に東急車輛で完成したものです。大井町線での8500系の使用も田園都市線からの2000系の転用により、近々終焉を迎えることになりそうです。2000系は9020系への改番も行われるようで、その動向が注目されます。
【撮影:佐野次郎 2018.12.23 等々力ー尾山台間】

過去の記事から
東京急行電鉄 1992年
東急大井町線2000系(2003F)

2019/01/04

東京急行電鉄9000系(9001F)

東急大井町線の主力車両である9000系電車は、15編成が在籍していますが、1986年から91年にかけて当初から5両編成で大井町線に投入された9007Fを除いて東急東横線に8両編成で新製投入されました。
東横線に9000系を投入することで、東横線でも使用されていた8500系を新玉川・田園都市線に転用し、また8090系を5連化して大井町線に転用して、7000系・7200系を目蒲・池上線に転用して先代3000系・5000系の代替が行われました。
東横線では、急行・各停を問わず使用され、新設された特急にも使用され、みなとみらい線への乗り入れも果たしました。2009年から2013年にかけて14編成が5連に短縮されて、大井町線に転用され、8090系・8590系の代替が行われました。
写真の9001Fは1986年3月に東急車輌で完成したもので、9000系の第1編成に相当します。2013年6月から大井町線で使用されていますが、5連への短縮・方向幕のLED化・集電装置のシングルアーム式パンタグラフへの換装が行われています。

2019/01/03

東京急行電鉄2020系(2127F)

本年の5月から新元号に改元され、平成も終わりとなりますが、有数の混雑路線たる東急田園都市線では、いまだに昭和生まれの8500系が主力の位置を占めております。ようやく昨年から新型2020系により、代替が再開されたところです。
相互直通を行う、東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン(伊勢崎線)とも、利用されている先輩の話によるところでは、列車の遅れが頻繁に発生しているそうです。やはり混雑と長距離の運行によるためでしょう。
待望の新型車両の投入により、厳しい通勤事情も改善されるでしょうか。東急は車両のメンテナンスを念入りにしており、年数の割にどの電車もきれいではありますが、8500系は走行音が賑やかな扇風機付きの古い電車ということもいえるでしょう。
写真の2127Fは、2018年10月に総合車両製作所新津製作所で完成したものです。3号車には6020系6122FにQ-SEAT車を組み込んだことにより、捻出された初代デハ6322をデハ2327に改番して組み込んでいます。2018年12月から営業運転を開始しました。

2019/01/02

サロ113-1010

あけましておめでとうございます。当ブログもおかげさまで足掛け11年目を迎えることができました。ありがとうございます。本年もコツコツと更新していきます。どうぞよろしくお願い致します。
私が鉄道趣味に入ったきっかけは、父が買い与えてくれた、保育社のカラーブックス「蒸気機関車」「なつかしの蒸気機関車」「路面電車」といった本などです。ボロボロになるまで、読み込んだものです。あとは近所の図書館で借りた、横浜市電に関する本ですね。
また小学生の頃、コロタン文庫というシリーズの中に「国電全百科」というのがありました。児童書でありながら、文庫サイズに国電の形式写真が新型から旧型国電・事業用車まで漏れなく収録されているという驚くべき本でした。
形式写真という撮り方があるのも、その本で知りました。中学生頃からときどき鉄道写真を撮り始めましたが、形式写真を意識した撮り方もしていました。今では編成写真がほとんどですが、たまには形式写真にも挑戦してみたいです。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 品川駅】