東急東横線といえば、渋谷ー桜木町間の路線という印象が強かったのですが、現在では副都心線を介して新宿三丁目・池袋まで直通し、さらに東武線・西武線まで乗り入れ、横浜方もみなとみらい線を介して元町・中華街駅まで入るということで激変しています。
運転についても以前は、急行・各停の2本立てに日比谷線直通の各停が入る形でしたが、現在は特急が加わって速達性が大幅に向上しています。横浜から新宿・池袋まで行くのに、JRの湘南新宿ラインも含めて本当に便利になったと思います。
車両については、8000系が長らく主力を占め、8590系・9000系が脇を固める感じでしたが、2004年以降5050系が集中的に増備されて、5000系4編成とともに東急車についてはきれいに統一されています。
写真の5158Fは、2005年6月に東急車輌で完成したものです。前面のスカートは初期型タイプ、網棚は金属網、ドア内側の化粧板はなしと5050系の中でも比較的初期のタイプの特徴を持っています。