2021/08/19

小田急電鉄30000形(30056F+30256F)

30000形も製造から20年を経過したため、車体・客室内・機器類など多岐にわたるリニューアルを行い、愛称も「EXEα」に変更されました。塗装はシルバーとグレーのツートーンに、オレンジと細帯をあしらったものになり、印象も一新されました。
車体の修理が行われ、先頭部の列車名表示がなくなり、側面表示装置はフルカラーLEDになりました。前照灯もLED化されています。客室内のデザインも変更され、化粧板を木目調とし、腰掛はブルー・ベージュ系のツートーンになりました。
制御装置はsic素子を用いたVVVFインバータ制御に更新し、主電動機も出力150kWの誘導電動機に換装されました。また6両編成が2M4Tから3M3T、4両編成が1.5M3.5Tから2M2Tと電動車比率を高めています。
写真の30056F+30256Fは、1999年5月に川崎重工で完成したもので30000形の3次車に相当します。2020年4月にリニューアルを完了しました。30000形のリニューアルにはバリアフリーやセキュリティの強化も取り入れられています。

過去の記事から
小田急電鉄30000形(30251F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/09/3000030251f.html
小田急電鉄30000形(30052F+30252F)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/08/3000030052f30252f.html 

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