順調に増備が進む京浜急行1000形ですが、先代は普通鋼製でほぼ同じデザインの車体で統一されていましたが、1000形はアルミ製とステンレス製のフィルム貼りと全面塗装が混在し、1800番台では前面が大きく異なるなどバラエティ豊かです。
1000形の6連には、当初は1300番台の車号で増備が進められましたが、2016年度の増備車である16次車から1600番台の車号が与えられています。16次車ではフィルム貼りの面積が広がり、ほぼ車体をカバーするようになりました。また車端部のクロスシートが復活しています。
前年度に増備された17次車から、車体外装が全面エナメル塗装に変更となりました。フィルム貼りでは銀色のままだった扉周りや窓枠も塗装されました。車内扉上の情報表示画面は2画面一体型になっています。
写真の1631編成は、2018年6月に川崎重工で完成したもので、1000形の18次車に相当します。2018年度は1000形が42両(6両編成7本)が増備され、4扉のためホームドアに対応できない800形の代替が進みました。
過去の記事から
京浜急行1000形(1601編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2017/03/10001601.html
京浜急行1000形(1607編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/10/10001607.html