2021/08/04

E231系1000番代(コツK-22編成)

国府津車両センターに配置されているE231系1000番代は、113系の置換えを目的として2004年1月から2006年1月までに590両(10両編成42本・5両編成34本)を導入したものです。高崎・宇都宮線に投入されているE231系から大きな変更点はありません。
湘南新宿ラインでの共通運用に備えて、耐寒・耐雪仕様になっています。E217系を基本とした二階建てグリーン車を基本編成の4.5号車に連結したのが最大の特徴です。グリーン車Suicaシステムの導入により、グリーン車がずっと利用しやすくなりました。
基本編成の1.2.9.10号車、付属編成の14.15号車がセミクロスシートとなっております。E231系の特徴であるTIMSですが、グリーン車SuicaシステムはTIMSと座席管理装置などが連動することにより機能しているものです。
写真のコツK-22編成は2004年11月に川崎重工で完成したものです。6.7号車については2001年11月に川崎重工で完成したものを、高崎線・宇都宮線で運用されていた編成にもグリーン車を組み込んだために捻出した車両を編入したものです。2021年3月に東京総合車両センターで機器更新を完了しました。