2009/11/08

東西線05系〈05007F〉

 東京メトロ東西線の05系は開業以来使用していた5000系に代わる主力車両として1988年から2004年にかけて仕様の変更を繰り返しながら430両〈10両編成43本〉が製作された。
 初期の車両は日比谷線用の03系をベースとして設計され、アルミ車体を採用し、主回路はチョッパ制御である。実用本位の5000系に比べると1ランク上の車両だという気がする。
 写真の第7編成は1990年度に投入された3次車である。
 チョッパ制御を採用した05系の初期型は、副都心線・有楽町線用10000系をベースにした15000系ワイドドア車に置き換えられることになりそうである。更新すればまだまだ使える05系初期型を淘汰してまでワイドドア車を新製投入することに東西線の混雑の激しさが顕れている。
【撮影:佐野次郎 2009.10.24西葛西駅】

1 件のコメント:

  1. 東西線は私鉄でトップクラスの混雑路線ですからね。
    総武線の混雑緩和をねらって延伸、直通運転を始めたらしいですが、沿線に住む人が急増してその混みようは今では総武線を凌ぐほど。
    西葛西~西船橋の地上部分沿線の人口増加は、開通後にその区間に3駅(西葛西・南行徳・妙典)新設したことからも、当初の予想を超えていたことがうかがえます。

    そんな東西線も昼間はガラガラです。この混閑差(?)も私鉄でトップクラスだそうです。

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