2009/11/14

EF65形〈4号〉

EF65形電気機関車は、一般型、P形(ブルトレ牽引用)、F形〈高速貨物牽引用〉、PF形と長期間に渡って製造された機関車で、昭和50年代から近年まで首都圏ではよくみかける存在だった。
 1985年3月のダイヤ改正で、東京ー九州間のブルートレインの牽引機関車がEF66形に交代するまでは、国鉄を代表する電気機関車であった。
 中でも地味な存在ながら貨物輸送に日夜活躍を続けていたのが写真の一般型である。JR貨物に継承されてからは更新工事により塗装も一新して活躍を続けた。
 近年は新型機関車の登場により、EF65形も急速に数を減らしている。現在新製されているのはEF66形と同等のEF210形であり、EF65形に相当する新型機関車はない。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 大船駅】