2009/11/07

日比谷線03系5扉車〈03113F〉

 1990年代は激化する一方のラッシュ時の輸送に対応すべく、鉄道各社は施設・運転・車両などの観点から対策を講じてきた。
 車両面の対策としては、乗降時間の短縮を意図して、乗降口の数を増やした「多扉車」、乗降口の幅を広げた「ワイドドア車」が登場した。
 「多扉車」には、写真の03系の他、京王6000系、JR東日本205系・209系、「ワイドドア車」には小田急1000系、営団地下鉄05系などがある。
 近年では経済成長の鈍化による乗客数の減少や、複々線化工事などのインフラの整備により、多扉車が新製されることはなくなっている。
【撮影:佐野次郎 2009.9.27新丸子駅】

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