2009/11/09

東西線5000系

 営団地下鉄5000系は1964年から1981年にかけて7次にわたり428両が新製された。東西線用の主力車両であるが、一時的に千代田線で使用されたこともある。
 車体はセミステンレス製を基本として、一部アルミ製の車両が存在した。今では信じられないが、冷房装置も装備していなかった。
 主回路は抵抗制御であるが、多段制御を採用し、乗り心地は悪くはない。
 既に05系と07系に代替され、東西線での運用は終了している。現在は千代田線の綾瀬支線用に少数が活躍している。
【撮影:佐野次郎 1986年冬中野駅】

1 件のコメント:

  1. 懐かしいですね。私にとって東西線といえばこの車両です。空調装置もなく、どの電車にも、天井に家の扇風機と同じようなモノがいくつもぶら下がっていましたね。あれの首(?)を回す仕組みがおもしろくて、ずっと天井を見上げていたものです。
    最近の電車では、ドア上の電光表示に見入っている子供をよく見かけます。いつの時代も電車の中には子供の興味を惹くものがあるんですね。

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