2009/11/18

E233系3000番代〈コツE01+E51編成〉

 JR東日本が運行している東海道本線の東京ー熱海間でもっとも新しい電車が写真のE233系3000番台である。今のところ、2007年11月末に東急車輛で竣工した1編成しかない。  JR東日本の通勤電車は単一の系列が多くの用途をカバーする傾向にある。最新のE233系は、103系・113系・115系と201系・203系と205系・207系・209系・211系を1系列で代替できる車両である。  過去にさかのぼって考えると、1986年に登場した211系は平坦線用113系と勾配線用115系というくくりをなくした系列であり、2000年に登場したE231系は通勤型電車と近郊型電車を1系列でカバーできる系列になった。  E233系は京浜東北・根岸線への投入が完了すると、次は京葉線に投入される。東海道線向けの3000番代も今年度に1本の追加投入が取り沙汰されている。
【撮影:佐野次郎 2009.11.13大船駅】