西武鉄道3000系は、池袋線用の101系~301系の後継として1983年から87年にかけて製作された電車です。
101系~301系と異なり、主回路が界磁チョッパ制御となり、余った電力を架線に戻すことができる回生ブレーキを採用しています。
20m・3扉というフォーマットを西武鉄道のそれも池袋線だけが、80年代後半まで維持していたのか、私は不思議だったのですが、ほとんどの乗客が池袋まで乗りとおすために座席を多めにしていたというわけだったのですね。
いまでは練馬で東京メトロ有楽町線・副都心線への直通列車に乗り換える乗客も多く、池袋線でも2000系・9000系・20000系といった4扉車が主力となり、101系や3000系など3扉の電車は池袋口の各停を中心に運用されているようです。