2010/04/18

東京都交通局8800形(8805号)

 都電荒川線でもっとも新しい電車が写真の8800形です。老朽化した7500形の置き換えを目的として製作されています。
 機構としてはレトロ電車の9000形同様8500形を基本としていますが、VVVFインバーター装置がIGBT素子を用いたものになるなど、最新の仕様になっています。
 車体の寸法も8500形に準じたものですが、バリアフリーを意図して床面を少し下げ、ホームとの段差をより少なくしています。塗装は以前の都電にはないデザインですが、ホームページによる告知を踏まえて検討したものです。
 8800形は10両が揃う計画となっており、長きにわたって活躍した7500形は全廃される予定になっています。

2 件のコメント:

  1. 佐野次郎さん こんばんわ 亀次郎です。

     都電荒川線は乗りに行きたくなる路線の一つです。
    といっても1週間に1度必ず会社関係の帰りで利用しています。本当はJR1本で帰れるのですが、王子から鬼子母神前までわざわざ乗っていくのです。
     そしてわざわざ雑司が谷から副都心線経由東上線川越周りで帰るのが楽しみになっています。
     勿論7000、7500形の吊り掛けサウンドと激しい横揺れを楽しみながら帰ります。

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  2. 亀次郎さん、コメントありがとうございます。

    JR1本で帰れるところを、荒川線~副都心線~東武東上線という別ルートで週一回お帰りになられているわけですね。

    写真を撮影していて、走り去っていく7000・7500形を見送るとおっしゃる通り、激しく横揺れしています。しかしながら、いわゆる路面電車の走りを堪能できる両形式への乗車はやはり愉しいと思います。

    吊り掛け式の走行音は子供の頃に乗った京都市電も、社会人になって間もなく撮影に出かけた豊橋鉄道の市内線も両形式に近いものでした。ぐんと時代をさかのぼると昭和30年代には六大都市を縦横無尽に吊り掛けサウンドが疾駆していたわけですね。

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