都電荒川線でもっとも新しい電車が写真の8800形です。老朽化した7500形の置き換えを目的として製作されています。
機構としてはレトロ電車の9000形同様8500形を基本としていますが、VVVFインバーター装置がIGBT素子を用いたものになるなど、最新の仕様になっています。
車体の寸法も8500形に準じたものですが、バリアフリーを意図して床面を少し下げ、ホームとの段差をより少なくしています。塗装は以前の都電にはないデザインですが、ホームページによる告知を踏まえて検討したものです。
8800形は10両が揃う計画となっており、長きにわたって活躍した7500形は全廃される予定になっています。