三ノ輪橋ー早稲田間を結ぶ都電荒川線の中でもっともよく走っているのが、写真の7000形電車です。22両が荒川車庫に配置されています。
7000形は1954年から56年にかけて93両が製造され、都電のほとんどの路線で活躍しました。1977年の荒川線のワンマン化に際して、31両が車体を新製して現在のもとになるスタイルになりました。
さらに塗装の変更や、クーラーの取り付け、方向幕やビューゲルからパンタグラフへの取替えなど改良を重ねながら現在に至っています。
7000形は半世紀もの間姿かたちを変えながら走り続けていることになります。当面現役を続けるでしょう。