現在では京成のメインルートは成田空港方面にシフトしており、千葉線としては10分間隔で普通列車を運転するのが基本で、新京成電鉄の電車で運転される松戸ー千葉中央間の新京成線直通列車と、京成の電車で運転される京成津田沼ーちはら台間の千原線直通列車を交互に運転しているようです。
京成本線の普通は新形の3000形電車が主力となっていますが、千葉線では3300形・3500形がまだまだ走っている感じです。
写真の3320編成は、1969年12月に日本車輛で完成したものです。首都圏の通勤電車としては年代物の部類に入るでしょう。
【撮影:佐野次郎 2010.4.11検見川ー京成稲毛間】
こんにちは。佐野さんが千葉に来て京成電車を撮って行ったと思うと少し身近に感じます。
返信削除京成千葉線、今は船橋方面から千葉に行くのにあえて京成を使う人はあまりいなくなりましたが、総武線の津田沼-千葉間が複々線化されるまでは京成千葉線にも栄光の時代(?)があったんですよ。外房・内房・銚子方面を疾走する国鉄の特急・急行も、津田沼-千葉間は追い抜き線もないため各駅停車を抜くことができず、千葉駅を同時に出た京成の各駅停車が先に幕張に着く(幕張本郷駅はまだありませんでした)ような状態でした。
irifujiさん、コメントありがとうございます。
返信削除私はときどき仕事帰りに、気分転換をかねて幕張まで歩いて、津田沼で総武快速に乗り換えて横浜まで帰っています。人工的な雰囲気の海浜幕張とは異なり、京成と総武線の駅が少し離れて並んでいる幕張は昔ながらの雰囲気です。そういえば今の千葉中央駅は、国鉄千葉駅前という駅名だったそうです。相当昔の話のようですが・・・。反面津田沼は京成とJRの駅が少し離れているようで、先日延々と歩いてしまいました。
国鉄千葉駅前…そうでしたね。JR発足と同時に駅名を変えたんです。もう20年以上経つんですね。
返信削除津田沼は今ではJRの駅周辺が栄えていて京成津田沼の周囲は寂れてしまいましたが、かつては京成の駅周辺が商業の中心地だったそうです。JR津田沼駅周辺では大手スーパーが80年代、90年代に熾烈な競争を繰り広げて、後に「津田沼戦争」と言い伝えられています。ライバルの動向しか見ていないうちに各店チェーン内で全国1位2位の売上をあげていたほどの激しさだということです。今では争っていた1つのダイエーは本体の不振により津田沼から撤退、もう一方のイトーヨーカドーも数年前にできたイオンに押されているようですが。
irifujiさん、コメントありがとうございます。
返信削除津田沼駅前は活気がありますね。少子高齢化が進む日本の中にあって千葉市は若い人も多く、まちは元気だと思います。
同一業態の競争によって勝敗が明確になることもあれば、選択肢が増えることで業態が活況を呈することもあります。
横浜の本牧というまちが近所にあるのですが、みなとみらいその他に客が流れて青色吐息だったマイカル本牧が、イトーヨーカドーの進出によって刺激されて息を吹き返したというような例もあります。