2010/04/11

東京地下鉄07系(07105F)

 東西線では2007年3月の新形ATCの導入にともない、1964年12月の高田馬場ー九段下間開業以来活躍してきた5000系電車の最後の40両が引退することになりました。
 もともとは05系の増備を行う計画でしたが、ドアのレイアウトが7000系・10000系と異なるために副都心線のホームドア導入に対応できない有楽町線用の07系を転用することになりました。
 東西線の車両基地である深川工場で、保安装置の取替や、座席モケット・ラインカラー帯の変更など東西線仕様への改造工事が行われました。
 写真の07105Fは1994年9月に日本車輛で完成したものです。07系としては2次車に相当し、1994年12月の小竹向原ー新線池袋〈当時・現在の副都心線〉開業に伴い製造されました。